京都市南区九条町にある東寺の紅葉です。
2015年12月1日訪問、撮影です。
東寺(教王護国寺)の紅葉は、例年京都の他の場所よりもやや遅めに見ごろをむかえます。
今年は11月の気温が温かかった為、なおさら遅くなっており、まだまだ色づいていない木がたくさんあります。
まだしばらくは紅葉狩りを楽しめそうです。
五重塔はじめとする大伽藍と紅葉や、瓢箪池と紅葉などが楽しめます。
*********************************************************************************
『東寺(とうじ)』の説明
真言宗総本山。
山号は八幡山。
正しくは教王護国寺(きょうおうごこくじ)。
世界遺産(世界文化遺産)。
本尊は薬師如来。
延暦十三年(794年)の平安遷都の時に羅城門(らじょうもん)の東に開創して、
西の西寺(さいじ)(現在は廃寺)とともに、平安京の二大官寺の一つとされた。
弘仁十四年(823年)に嵯峨天皇が弘法大師空海に下賜されて、真言密教の道場とされた。
天長二年(825年)には空海が講堂を増築し、翌三年には五重塔の造営に着手した。
承和二年(835年)に空海が宮中で後七日御修法(ごしちにちみしほ)を修し、
王城鎮護の寺として朝野の信仰を集めた。
空海没後、一時荒廃したが、高雄の文覚(もんがく)が後白河法皇の意を得て再興に着手、
源頼朝の援助などで復興、以後数々の盛衰を繰り返し現在に至る。
金堂は慶長八年(1603年)、豊臣秀頼の造営。
創建時の規模を踏襲した大型の仏堂であり国宝に指定。
五重塔は寛永二十年(1643年)上棟。
徳川家光による造営であり国宝。
焼亡再建を繰り返し、現在は五代目にあたる。
基壇礎石上から最高部の相輪頂(そうりんちょう)まで総高約五十五メートルあり、
現存する木造塔として最高の建造物。
御影堂(大師堂)は康暦二年(1308年)から明徳元年(1390円)の建立。
もとは弘法大師の住房とされ、弘法大師像などを安置する前堂(まえどう)と、
秘仏の不動明王像を安置する後堂(うしろどう)および中門からなる。
寝殿造の面影を伝える数少ない遺構として知られ、国宝に指定。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
*********************************************************************************
(※後日、日時設定は撮影時に戻します。2015年12月1日 11:00)