京都市左京区南禅寺草川町にある無鄰菴(むりんあん)の紅葉です。
2015年11月19日訪問、撮影です。
直ぐ近くの南禅寺や永観堂は物凄い人ですが、ここはあまり人がいません。
ゆっくり、のんびり拝観、紅葉狩りができます。
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『無鄰菴(むりんあん)』の説明
無鄰菴は、明治二十七年~二十九年(1894~96年)に
明治・大正の元老山県有朋(やまがた ありとも)が京都に造営した別荘である。
その大半を占める庭園(面積薬3,135㎡)は、有朋自らの設計・監督により
造園家・小川治兵衛(七代目)が作庭したものである。
緩やかな傾斜地に東山を借景とし、疏水の水を取り入れ、三段の滝、池、芝生を配した
池泉廻遊式庭園である。
建物は簡素な木造二階建ての母屋、藪内流燕庵を模して造られた茶室及び
煉瓦造二階建ての洋館の三つからなる。
洋館は明治三十一年五月の建立であるが、二階には江戸時代初期の狩野派による
金碧花鳥図障壁画が飾られた部屋があり、ここで明治三十六年(1903年)四月二十一日、
元老・山県有朋、政友会総裁・伊藤博文、総理大臣・桂太郎、外務大臣・小村寿太郎の四人によって、
日露開戦直前のわが国の外交方針を決める「無鄰菴会議」が開かれている。
無鄰菴は昭和十六年(1941年)に京都市に寄贈され、同二十六年(1951年)には、
庭園が明治時代の名園として、国の「名勝」に指定されている。
(「山県有朋の別邸 七代目小川治兵衛作庭 無鄰菴しおり」より参照)
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