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頑張って濃く色づくもみじ 京都 知恩院 御廟 紅葉 見ごろ

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もみじの名所の京都知恩院の御廟の濃く色づく見ごろの紅葉

京都市東山区林下町にある知恩院の御廟前の紅葉です。

2015年11月25日訪問、撮影です。

法然上人御廟(ごびょう)は広大な知恩院の境内の一番上段に位置します。
今年は紅葉不作の年ですが、その前のもみじは他のところほどは影響を受けていないようです。

少し葉が傷んでおり、鮮やかさも例年ほどではないかも知れませんが、
それでも頑張って濃く色づいています。

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『知恩院(ちおんいん)』の説明

浄土宗の総本山。
山号は華頂山(かちょうざん)。
正しくは、知恩教院大谷寺。
本尊は法然上人御影。

安元元年(1175年)に法然上人が東山大谷の吉水に建てた坊舎に始まる。
文暦元年(1234年)に法然上人の廟堂を源智が復興して大谷寺として寺基を整えた。
天正三年(1575年)に正親町(おおぎまち)天皇の綸旨(りんじ)によって浄土宗の総本山となった。

法然上人の御尊像(御影)を安置する御影堂(大殿)は
徳川家光により寛永十六年(1639年)に再建されたもので国宝に指定されている。

三門も国宝であり、徳川秀忠によって元和七年(1621年)に建てられ、
現存する二階建ての木造二重門としては日本最大のものである。
高さ二十四メートル、間口五十センチメートルある。
悟りの境地に到る「空門(くうもん)」「無相門(むそうもん)」「無願門(むがんもん)」の
三解脱門(さんげだつもん)を表すことから三門と言う。

勢至堂(旧御影堂)は中世までさかのぼる山内では最も古い建築であり、重要文化財に指定されている。
享禄三年(1530年)に法然上人の終焉の地である大谷の禅坊の旧跡に建てられたものである。

大鐘楼も重要文化財に指定されており、重さ約七十トンの銅鐘を吊っており、
寛永十三年(1636年)の鋳造とされる。
日本三大梵鐘(ぼんしょう)の一つとして広く知られ、
僧侶十七人がかりで衝く除夜の鐘は京都の冬の風物詩として有名である。

寛永十八年(1641年)に方丈再建時に作られたとされる庭園は、
東山の裾を築山の代わりに使った雄大豪華な庭で玉淵坊(ぎょくえんぼう)の作とされる。

有名な国宝の「法然上人絵伝」(四十八巻)は法然上人の伝記や弟子たちの事績を表したものであり、
能書家の伏見天皇・青蓮院宮尊円法親王らの詞書(ことばがき)を添え、
絵師の土佐吉光らによって十年あまりを費やして制作された。
この他、寺宝として、速度感あふれる描き方から「早来迎(はやらいごう)」の別名をもつ国宝の
「阿弥陀二十五菩薩来迎図」など多数がおさめられている。

(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」および
 「浄土宗総本山 知恩院しおり」より参照)
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≪後日、更新・アップいたします。≫

(※これからたくさん写真を撮りに行く予定なので、更新が滞る可能性が高いです。
  ご了承下さいませ。)


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