京都市東山区金園町にある八坂庚申堂(やさかこうしんどう)です。
京都祇園の八坂の塔(法観寺)の直ぐ下(西側)にあります。
正式名は「大黒山 金剛寺(こんごうじ)」です。
境内にはカラフルな丸いものがたくさんぶら下がっています。
この丸いものは「くくり猿」という御守です。
くくり猿さんは手足をくくられて動けなくなったお猿さんです。
欲望のままに行動するお猿さんを動けなくして、
欲に走らないように、欲を捨てるように人間を戒めているそうです。
そして心をコントロールして、願いを叶えようという意味らしいです。
くくり猿さんは欲を抑えて本当の願いを叶える、心をコントロールして願いを叶えるお守です。
2017年9月7日訪問、撮影です。
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着いたのは午前8時40分ころです。
公式には午前9時開門のようですが、それよりも早くに開いていました。
カラフルな丸いものがいっぱいぶら下がっています。「くくり猿」という御守です。
くくり猿さんは本堂前と中央のなで仏さんの周りにぶら下がっています。
八坂庚申堂は、正式名は「大黒山 金剛寺(こんごうじ)」と言います。
境内は大きくありませんが、やはりカラフルなくくり猿さんの為にインパクトがあります。
本堂前にぶら下げられているくくり猿さんです。
一般の参拝者の方がぶら下げるのは、中央のなで仏さんの周りです。
なで仏さんの周りがすぐにいっぱいになってしまうため、お寺の方が本堂前へ移動させているようです。
くくり猿さんにはいろんな願い事が書かれています。
願い事を叶えるために欲を捨てるという御守です。
カラフルです。一色のものから、何色かの斑(まだら)のようなものまであります。
いわゆる流行の「フォトジェニック」なお寺です。
フォトジェニックとは、写真写りが良い、写真向きであるという意味だそうです。
八坂庚申堂は、「インスタ映え」するとのことで、近年急激に人気がでました。
確かに写真写りは良いですし印象的です。納得です。私も流行りにのってみました・・・。
写真やInstagram(インスタグラム)などのSNSでは、くくり猿さんだけが写っていることが多いです。
実際はしっかり本堂があって、その前にくくり猿さんのいっぱいぶら下がったなで仏さんがいます。
おそらくもう数時間もすれば、着物の方がたくさん来られるのだと思います。
くくり猿さんは御守です。
むやみに持ち上げたり引っ張ったりしないようにしましょう。またマナーを守って写真を撮りましょう。
境内にも同じようなことが書いてありました。