京都市右京区花園大藪町にある妙心寺塔頭の大法院の紅葉です。
2015年11月24日訪問、撮影です。
客殿回りの「露地庭園」の紅葉です。
「露地」とは茶室に付随するお庭のことらしいです。
拝観するとお抹茶とお菓子がついてきます。
(拝観料に含まれます。)
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『大法院(だいほういん)』の説明
妙心寺の塔頭寺院。
臨済宗妙心寺派。
開祖は淡道宗廉(たんどうそうれん)。
真田信之(真田幸村の兄)の菩提寺。
寛文二年(1662年)、松代藩主であった真田信之の孫・長姫が信之の遺命にて、
菩提寺として創建したと伝えられる。
長姫は妙心寺東海派玉浦下の絶江紹提に参禅しており、
その法嗣である淡道宗廉を開祖とした。
院号は真田信之の法名「大法院殿徹岩一洞大居士」に因む。
松代藩主、真田家から毎年五十石が施入され、藩寺として外護された塔頭でもある。
松代藩、八大藩主である真田幸貫の儒臣であったのが佐久間象山であり、
攘夷派に暗殺された象山の墓が当院にある。
庭園は「露地庭園」と言い、客殿を囲むようにして広がる。
「露地」とは茶室に付随する庭のこと。
仏教でいうところの「清浄世界」を表しており、
幽玄の趣を醸しだす演出となっている。
(「妙心寺 大法院 且坐喫茶(しゃざきっさ)しおり」より参照)
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露地庭園と紅葉です。
例年はもっと真っ赤になるようですが、今年は淡い色です。色づきもまだ途中のようです。
苔が綺麗です。しっかり手入れされているようです。
散りもみじも風情があります。
(後日、日時設定は撮影時に戻します。2015年11月24日 12:00)