京都市右京区花園妙心寺町にある妙心寺塔頭の退蔵院の紅葉です。
2015年11月24日訪問、撮影です。
春のしだれ桜で有名な妙心寺 退蔵院ですが、秋は紅葉の名所でもあります。
*********************************************************************************
『退蔵院(たいぞういん)』の説明
妙心寺の塔頭寺院。
開山は無因宗因(むいんそういん)。
応永十一年(1404年)に波多野出雲守重通が下京区千本松原に建立。
寺は転々として、応仁の乱で焼失した後、
妙心寺三十四世の亀年禅愉(きねんぜんゆ)が現在地に復興した。
方丈は、応仁の乱後、1597年に再建され、
江戸初期には宮本武蔵もここに居して修行に励んだと伝えられる。
国宝の「瓢鮎図(ひょうねんず)」は、日本の水墨画の創始者の一人である
如拙(にょせつ)の代表作として知られている。
「陰陽の庭」は、敷砂の色がことなる二つの庭からなり、
物事や人の心の二面性を伝えている。
陰の庭には8つ、陽の庭には7つ、合計15の石が配されている。
「余香苑(よこうえん)」は、四季の彩りが美しい昭和の名庭である。
造園家の中根金作氏によって設計され、昭和四十年に完成。
なだらかな勾配を利用して水を配し、
桜、蓮、楓など一年を通して華やぐ庭園となっている。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」および
「京都 妙心寺 退蔵院 Taizo-in Zen Buddhist Templeしおり」より参照)
*********************************************************************************
陰陽の庭です。
春はしだれ桜の名所となりますが、秋や緑の時期のしっとりした感じも良いです。
余香苑です。紅葉が鮮やかに色づいています。
例年であればもっと濃い赤になるのかも知れませんが、今年の色として楽しみましょう。
退蔵院は春の桜が有名ですが、紅葉も綺麗です。
春は凄い人になりますが、秋は空いています。ゆっくり紅葉狩りを楽しめます。
(後日、日時設定は撮影時に戻します。2015年11月24日 13:00)