京都市下京区堀川通花屋町下る門前町にある西本願寺の銀杏の黄葉です。
2015年12月2日訪問、撮影です。
阿弥陀堂前や御影堂前などの大銀杏の黄葉です。
最高の見ごろには2、3日ほど早かったようですが、十分に楽しめるほどに黄色くなっています。
西本願寺は銀杏の名所であり、秋には境内が黄金にそまります。
特に御影堂前の大銀杏はその姿や言い伝えなどから「逆さ銀杏」「水吹き銀杏」とも呼ばれます。
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『西本願寺(にしほんがんじ)』の説明
浄土真宗本願寺はの本山。
山号は龍谷山。
本尊は阿弥陀如来。
世界遺産(文化遺産)。
前身は文永九年(1272年)に宗祖親鸞の末娘覚信尼が建立した東山の大谷廟堂。
第三代の覚如の時に本願寺と称した。
天正十九年(1591年)に豊臣秀吉が現在地の堀川六条に寺地を寄進、伽藍が整備された。
慶長七年(1602年)に教如が徳川家康から烏丸七条の地を寄進されて東本願寺を分立した。
元和三年(1617年)の焼失後に伽藍を再建して今日に至る。
西本願寺と通称される。
御影堂は寛永十三年(1636年)の建築で重要文化財。
宗祖親鸞の像を安置する壮大な建築。
本堂(阿弥陀堂)は宝暦十年(1630年)頃の造営で国宝。
南側の対面所と背後の白書院からなる。
三室からなる白書院は公的な門主との対面の間である。
対面所・白書院とも畳を一部上げることで能舞台に転化できる。
門主の執務所であった黒書院と伝廊も国宝指定。
ともに明暦三年(1657年)の造営。
唐門は桃山様式の建築であり国宝。
もと御影堂門であり、元和四年(1618年)現在地に移築して、彫刻を飾るなど改造された。
日暮門(ひぐらしもん)と通称され、伏見城の遺構との伝承もある。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
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(後日、日時設定は撮影時に戻します。2015年12月2日 10:00)