京都市東山区粟田口三条坊町にある青蓮院門跡の紅葉です。
2015年12月2日訪問、撮影です。
青蓮院は池泉式の相阿弥の庭や霧島の庭、宸殿前の苔庭など見所が多いです。
特に相阿弥の庭や霧島の庭は秋には色とりどりの紅葉でそまります。
また、大きな楠木でも有名です。
今年は京都の紅葉の不作の年ですが、青蓮院も影響を受けてしまっているようです。
しかし、見ごろは大きく遅くなりましたが、ようやく12月に入って綺麗な紅葉が見られるようになりました。
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『青蓮院(しょうれんいん)』の説明
本尊は熾盛光如来(しじょうこうにょらい)。
天台宗三門跡の一つ。
平安初期の比叡山の青蓮房が始まり。
青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)、粟田(あわた)御所ともいう。
山号はなし。
天養元年(1144年)に天台座主(ざす)の行玄(ぎょうげん)が
三条白川房で門跡寺院として初代となり、鳥羽法皇の命により青蓮院となった。
応仁の乱後疲弊し、豊臣秀吉・徳川家康によって再興されたが、
明治に入って火災にあい、同二十八年(1895年)に復元された。
境内全域が国の史跡に指定されている。
庭園は相阿弥作と伝えられ、龍心池(りゅうしんち)を中心として池庭であり、
跨龍橋(こりゅうのはし)と呼ばれる石橋が架かり、洗心滝(せんしんのたき)が配されている。
秀吉寄進の一文字型手水鉢も有名である。
書院の北東部側にはキリシマツツジを中心とした小堀遠州作の霧島の庭がある。
茶室好文亭(こうぶんてい)の周囲には
秀吉寄進の御輿型燈籠・蓮華寺型燈籠が巧みに配されている。
門前には巨大な楠木五本があり、京都市登録天然記念物となっている。
国宝の不動明王二童子画像は「青不動」といい、日本三大不動の一つである。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
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(※後日、日時設定は撮影時に戻します。2015年12月2日 13:00)